他大学出身の女性医師が選んだ
奈良医大の頭頸部外科

石田 千恵

奈良医大 専攻医 / 藤田医科大学 令和2年卒

耳鼻咽喉・頭頸部外科に興味を持っていただいている皆様、はじめまして。私は現在耳鼻咽喉・頭頸部外科医として4年目を迎えました。私の経験が皆様の将来の選択の参考になりましたら幸いです。

私は奈良県出身でしたが、県外の大学に進学し、就職を期に研修医として奈良医大に就職しました。各科の先生方を全く知らない中での研修でしたが、どの科の先生もあたたかく迎え入れてくれて安心したことを今でも覚えています。

もともと外科医になりたいという思いで医師を志したため、研修の最初から外科系を中心に研修を行いました。研修当初は希望の診療科は明確に決まっておりませんでしたが、耳鼻咽喉・頭頸部外科での研修の際にその手術の虜となりました。

腫瘍を中心として頸部の複雑な神経・血管を扱う緻密な頭頸部手術、機能改善に直結してQOL向上の喜びを患者さんとダイレクトに共有できる耳科手術、さらにはめまいを改善するための手術まで行うことができるという点に魅せられ、すぐに入局を決意しました。手術の指導体制も充実しており、何より外科マスターから直接指導を受けることができるという点は唯一無二の価値があると考えています。

他大学出身のため医局に馴染めるか不安もあったのですが、皆様大変フレンドリーに接してくれて今では自分がどの大学出身だったか忘れてしまうほど溶け込んでしまいました。素敵な先生方やスタッフの方々に囲まれ、楽しく学びの多い奈良医大生活を送ることができており本当に感謝しています。

初期研修後には様々な選択肢があり、人生で最も悩む瞬間かもしれませんね。皆様が「これだ!」と思える診療科で充実した人生を送ることができるように祈っております。耳鼻咽喉・頭頸部外科のことを少しでも「いいかも?」と思ってくださった方、ぜひ一緒に働きましょう、まずは気軽に見学など、お待ちしております。